アスペルガー症候群の人は、普通の人に比べて嫌われやすいといった特徴があります。
職場や家庭でも、アスペルガーの人の対応に疲れている…なんて方もいらっしゃるでしょう。
厳密には、アスペルガー症候群には種類があり、その中でも「積極奇異型」の人が嫌われやすいと言われています。
では、なぜアスペルガー症候群の人は嫌われるのでしょうか。
今回は、その理由を3つほどお伝えします。
また、僕自身アスペルガー当事者でもあるので、嫌われないためにどうしたらいいのか、対処法もお伝えしたいと思います。
目次
アスペルガーは嫌われる3つの理由!ウザいし対応に疲れるのはなぜ?

アスペルガー症候群だと、職場で問題を起こしがちです。
また、パートナーとして家族になって困っている方もいらっしゃるでしょう。
アスペルガーの人が嫌われる理由を詳しくお伝えします。
空気が読めないから、場の雰囲気を壊してしまう
アスペルガー症候群の人、とりわけ積極奇異型の人は空気が読めない人が多いです。
そして、空気が読めないだけならまだしも、どんどん人に喋りかけてしまうといった特性も持ち合わせています。
だから、場の空気を悪くすることがおおいのです。特に、アスペルガーの人は自分の独特の価値観の中で生きている人が多いです。
しかも、自分の発言がその場に合っていないことが自覚できなかったりするため、失言をしてしまうこともよくあります。
例えば、外見が太ってる女性に対して、「太ってますよね」とストレートに言ってしまったり、、なんてことがあるようです。
しかも、本人は悪気がありません。
「事実を言っただけなのに、何でダメなの?」くらいの気持ちでいることもあります。
また、これは僕自身の体験なのですが、大学で知り合った女の子が「ワロタww」というのを口癖にしていたので、
大勢の前で
「普段から2ch見てるんですか?」
なんて口にしたことがありました。
もちろん、場はシーンとなりました。
今考えると、なぜ「ワロタ」という言葉を使うと2chを見ていることになるのか分かりませんし、あまり公の場で2chについて触れるのはよろしくなかったと思っています。
こんなふうに、失言をしてしまうので、周囲の人からは嫌われやすかったりするのです。
相手の気持ちを考えるのが苦手
また、アスペルガー症候群の人は、全般的に相手の気持ちを考えるのが苦手です。
一般的な人よりも想像力が欠如しているので、相手の気持ちを汲み取るのが苦手なのです。
だから、「思いやりのない自分勝手な人」と見られがちですし、自己中心的だとも思われます。これがきっかけで嫌われてしまった…なんて方も多いでしょう。
僕も相手の気持ちを考えずに発言してしまい、何度も人を傷つけたことがありました。そのせいで友だちを失ったりして、かなり辛い目にあったこともあります。
今では「何を言ったら相手が傷つくか」が何となくわかるようになったので問題はありませんが、昔は酷かったです。
本当に申し訳ない…。
我が強く、柔軟な対応が苦手
アスペルガー積極奇異型の人は、蛾が強くて柔軟な対応が苦手な人が多いです。
「自分はこう思うからこうする!」となってしまい、相手の意見も聞き入れないのです。
人によっては、反論すると逆ギレしたりヒステリーを起こしたりするので、本当に面倒くさいです(^^;)
実際、多くの人からアスペルガー症候群の人が嫌われる理由として、この特徴があります。
職場に蛾が強い人がいたら、周りは迷惑をこうむりますから、イライラしてしまうのです。
また、もしもパートナーがアスペルガーだと、この柔軟な対応ができない点で、だんだんイライラがたまってきて、ついには離婚にいたる…なんてケースも多いのです。
アスペルガー症候群は全員がこのように蛾が強くてなかなか意見を曲げない!なんてことはありません。
積極奇異型の、一部の人だけがこのような特徴を持っています。
ただ、このような人があまりにも周りに迷惑をかけるので、「アスペルガー=嫌い」みたいな構図になってしまっている気がします。
アスペルガーでも優しくて柔軟に動ける、というか周りに合わせるタイプの人はたくさんいるので、健常者の方は一概に決めつけないでいただければと思います。
ちなみに、アスペルガーの人は自分の組み立てたスケジュールを壊されるのが嫌いです。
例えば、
- 10時にショッピングセンターに行って、
- 12時に昼ご飯を食べて、
- 15時まではコーヒーを飲みながら家でドラマを見る
のような予定を立てた場合、これを壊されるのを何よりも嫌います。
先にドラマを見て、そのあとショッピングセンター行こうよ!と言っても、「嫌だ!」という言葉が返ってくるでしょう。
我ながら、書いていてアスペルガーの人って面倒くさいなぁ…と思ってしまいます(^^;)
アスペルガーの人が嫌われないためにできること3選!

もしもこの記事を読まれているあなたが、僕と同じようにアスペルガー症候群なのであれば、嫌われないために工夫をするといいかもしれません。
嫌われないためにはどうすればいいか、僕なりの考えをお伝えします。
自分の特性を見極め、なるべく普通の人と同じように振る舞う
やはり、アスペルガーだと自覚しているのであれば、自分がどのように行動しがちなのかは理解できているはずです。
- 空気を読めない発言をしてしまう…
- 相手の気持ちをくみとらずに話してしまう…
- 予定を曲げられるとめちゃくちゃ嫌な思いをする
僕は起業する前はなるべく普通の人に合わせた行動を心がけていました。
とはいっても、それだと精神がすり減りますし、「分かっていてもできないよ…」なんて方も多いでしょう。
そんな方は、違う生き方をするべきです。
マイペースな仕事を選び、なるべく人と関わらない
組織に属してチームワークが必要とされる仕事をするのではなく、できる限りマイペースでやれる仕事を探すべきです。
そうすることで、「周りの人から嫌われる」ということがなくなります。
そもそもチームワークではないのですから、周りの人ともあまり関わりませんからね。
ただ、マイペースにできる仕事は現代ではあまりありません。
あったとしても、低賃金だったりします。
だから、なかなか苦しい生活を余儀なくされます。
組織に属さないで理解のある人とだけ関わる
この記事を書いている僕はアスペルガー症候群ですが、今は組織に属さず、理解のある人とだけ関わって生活しています。
しかも、お金も稼いで悠々自適に。
過去はふつうに生きようと頑張ったのですが、バイトを4回もクビになってしまいました。
そのことについては、以下の記事で書いております。
人から嫌われてしまうことも多かったため、人間関係も上手くいきませんでしたし、仕事もできませんでした。
だから、僕は「起業する」という道を選びました。
そして、今はパソコン1台で月に100万以上の額を稼げるようになり、
身も心もストレスフリーで快適に暮らすことができています。
「アスペの男が月に100万稼いでいる」というと、「胡散臭くて怪しいw」なんて感じる方も多いと思いますが、事実です。
人から嫌われるなんてことはもちろんありませんし、
上司や同僚から「何でこんな簡単な仕事もできないのか?」と罵倒されることもなくなりました。
人間関係で悩むことは一切ありません。
また、お金も稼げるようになったので、金銭的に不安はありませんし、100万稼いでいる自分に対して自信を持てるようにもなりました。
本当、起業して良かったなーと思ってます。
もしもあなたが、今の自分の現状に絶望しているのであれば、
僕はブログやメルマガで、家でパソコン1台で稼ぐ方法を教えているので、僕の生き方を参考にしてみるといいかもしれません。
人生が変わります。