「アスペルガー症候群は公務員に向かないって本当?」
「公務員になったものの、休職したり解雇される人が多いの?」
この記事を読まれているあなたは、こんなふうに思われているかもしれません。
この記事を執筆している僕自身もアスペルガーなのですが、何を隠そう大学生の時は「民間の会社よりも公務員が向いてるのかな?」とかなり考えていたことを覚えています。
結果的に、今は公務員とはかけ離れているような道を進みましたが、、笑
そして、そんな僕がアスペルガーは公務員に向かないと言える3つの理由をお伝えします。
将来の仕事について悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アスペルガーは公務員に向かないと言える3つの理由!

結論から言うと、アスペルガー症候群であれば、公務員は向いていないと言えます。
もちろん、アスペルガーは興味のあることにはとことん突き詰めて、高い専門性を発揮したりするので、
- やりたいこと
- 興味のあること
を仕事にできれば、公務員であっても活躍することができるでしょう。
ただ、それは運良く特性が活かせられた場合に限ります。
僕自身の意見としては、
公務員になるには、相当の勉強量が必要なので、そこまでやってなる職業なのか?と言うとそうではないのかなと思っています。
その理由を3つほどお伝えしましょう。
結局、人間関係で詰んでしまう

まず、アスペルガー症候群の人全般的に言えるのが、組織に属すのが向いていない…ということです。
アスペルガーだと、空気を読めない人が多かったり、逆に空気を読みすぎて疲れてしまったり、大人数で仕事をするということは根本的に向いていないのです。
たしかにアスペルガーでも人によって能力は異なりますし、場合によっては健常者よりも高い能力を発揮できる場面はあるでしょう。
しかし、公務員であれば様々な仕事をチームワークでこなすことが少なからず求められます。
周囲に上手く足並みをそろえられる自信があるのならかまいません。
しかし、コミュニケーションが苦手で組織に属すのがきつい…というアスペルガーの方は、公務員という職業はそこまで適職ではないと言えるでしょう。
公務員を休職している…という人も多い

2chのスレを見てみると、頑張って公務員試験に受かって、晴れて公務員になったものの、休職している…鬱病になってしまった…という方は多いようでした。



やはり、公務員は民間よりも緩い雰囲気があるといっても、会議・ミーティングなど、コミュニケーション能力はかなり重要視されているようです。
また、マルチタスクができない・臨機応変に対応できないアスペルガーだと、公務員の配属された部署によってはかなりきつい環境で仕事せざるを得なくなってしまいます。
細かなコミュニケーションが必要であり、不注意・耳からの情報を理解するのが苦手…というアスペルガーの人は、やはり公務員はキツい職業と言えそうです。
以下、ヤフー知恵袋でもアスペルガーは公務員に向いていないと言える質問がありました。

仕事が思うように上手くいかなくて休職している人が多いようですね。
アスペルガー公務員を解雇したい!といった声も多い

ヤフー知恵袋などを見ているとかなりリアルなことが書かれているのですが、やはりアスペルガーなどの発達障害が原因で、解雇される…ということが普通に起きているようです。
公務員は絶対安泰!と言われているのに、これは正直どうなのか…と思いますが。
やはり、人間関係が上手くいかなければ、本人にとってもキツい職場ですし、周りの人達も「どうにか退職に追い込んでやろう」と動きだすみたいです。
上手く仕事ができず、出先の機関に飛ばされているアスペルガーの人も多いようですね。
やはり、僕の個人的な見解にはなりますが、アスペルガーは根本的に組織に属すことは向いていないのではないかと思います。
アスペルガーの公務員は多いの?

それでもアスペルガーだと、なんとなく公務員ならできるのでは?と淡い期待を抱いて、この職業を目指す人は多いようです。
公務員といってもたくさんの種類があり、
- 高級官僚
- 市役所の窓口にいる人
- 警察官
- 公立学校の教員
- 自衛隊
など、場合によっては特性がマッチする類のものもあるかもしれません。
特に、アスペルガーであればロジックに強い人もいて、そのような人は国家公務員になったり、法律を扱う裁判所事務官になったりして、
上手く活躍できている人は多いようです。
理工、農学、物理、機会、建築、化学系の技術系公務員であれば、アスペルガーの得意な高い専門性を上手く発揮するかもしれません。
また、決められたルールをきちんと守る!という性質から、
- 国税専門官
- 労働基準監督官
- 入国警備官
などはアスペルガーに向いている公務員の職種とも言われています。
とはいっても、どんな公務員になるにしても最低限のコミュニケーション能力は必要ですし、上手く空気を読んで周りに迷惑をかけないようにすることは大切です。
でないと、解雇したい…と周りに思われてしまいますからね。
ちなみに、以下の記事では公務員以外でアスペルガーに向いている仕事をまとめています。
発達障害に向いてる仕事
就職に悩んでいる方は参考にしてみてもいいかもしれません。
また、「公務員の障害枠で就職しようとしている!」という方もいるかもしれません。
しかし、公務員と言えども障害者枠でとっているのは、身体障害の人がほとんどです。
能力的には健常者と変わらない人がほしいようです。
悲しいですがこれが現実なので、頭に入れておいた方がいいかもしれません。
僕も公務員を考えたことはあるけど、違う道に進みました

ちなみに、この記事を書いている僕もアスペルガー症候群で、大学生の時は「公務員が向いているのかな?」と考えていた一人です。
ただ、僕は
- 結局、コミュニケーションが苦手だから公務員であろうと働くのは無理なのでは?
- 社内の人間関係を良好に築く自信がない…
- 周りと自分を比べて劣等感に悩まされて死にたくなりそう…
- 公務員になって上手くいく保証もないのに、試験のために猛勉強する価値はあるのか?
このように考えた結果、僕は公務員を目指すことをやめました。
それなら、人間関係に悩まされない環境で、一人で稼げる方法を見つければいいのでは?と思ったのです。
そして、公務員になるほどの勉強量をするのであれば、それをビジネスの勉強に時間をあてたらすごいことになるのでは?と思ったのです。
そして、結果的にこの考えが功を奏し、信じられないかもしれませんが、僕は現在22歳という若さで月に100万以上稼ぐまでになりました。
このように書くと「ウソつけよww」「そんなことに騙されるかよww」なんて思われる方がいると思うのですが、事実です。
そして、僕は稼いだおかげでアスペルガーについて悩まされることは格段に減りました。
組織に属す必要がないので、好きな人とだけかかわることができます。
人間関係に悩まされないので本当に気が楽になりました。
また、稼いだことで自分に自信もつき、毎日を明るく前向きな気持ちで過ごせるようにもなりました。
正直、アスペルガーであれば、今の世の中には合っていません。
もしもあなたが
- 人間関係に疲れてしまった…
- コミュニケーションが苦手だし、組織にいるだけで疲れてしまう…
- できれば自宅でのんびり一人でお金を稼いで生活できたらいいな…
- 毎日自由に過ごして、本当に好きな人とだけ毎日をすごしたい…
- 自分の大切な人生を、自分の思うがままに生きたい…
このように思われているのであれば、僕のブログを読んでみるといいかもしれません。
上記のような、アスペルガーにとっての深い悩みは全て解決できますから。
それでは今回は以上です。