こんにちは、アスペルガー当事者のまっつーです。
アスペルガー症候群には主に3つの話し方の特徴があるって知っていましたか?
もちろん人によって差があって、自閉症スペクトラムの人みんながみんな、
「ある独特な話し方をする!」
というわけではありません。
ただ、アスペルガーの人の話し方には共通点があるのも事実です。
そこで今回は、アスペルガー症候群の話し方の3つの特徴をまとめてみました!
目次
アスペルガー症候群の話し方の3つの特徴!
アスペルガー症候群だと、独特な話し方になりやすいです。
というわけで以下で、アスペルガーの話し方における3つの特徴をお伝えいたします。
1.大人びた話し方で堅苦しく、独特である
まず一つ目は、アスペルガーだと大人びた話し方になりやすいということです。
これはある程度年齢がいっていれば目立たない特徴ではありますが、子どもの時はかなり目立つでしょう。
子どもなのに、堅苦しい大人の話し方をしてしまうと、周りの子どもたちからは
「変なやつ…」
と思われてしまいますし、わりと周囲の人たちも異質に思ってしまいます。
地方に住んでいるのに方言をあまり使わず、アナウンサーのような話し方をしたりするようです。
ただ、僕はアスペルガーではありますが、そこまで堅苦しい話し方をするわけではありません。
バカっぽい会話などをするのは確かに苦手ですが、友人と話すときはふつうにくだけて話していますし、全員が全員この特徴に当てはまるわけではないようです。
2.ストレートな物言いになり、きついと言われる

これは、僕は昔はかなり当てはまる特徴でしたね。
思ったことをあまり考えずに言葉にしてしまい、
「きついこと言うね…」
と言われたことが、特に子ども時代にはよくありました。
今は数々の失敗経験から失礼なことは言いませんし、できるだけストレートな物言いにはならないようにしています。
ただ、子どもの頃は事実をそのまま口にしてしまったり、空気を読めずに失礼な発言をしてしまったり…
なかなか周りをきつい言い方で傷つけてしまったのではないかと思います。
そのおかげで今は大勢になれば、とにかく空気を読むことに徹するようになりましたが、笑
特にストレートに言って、きつい言い方になってしまうのは、子どもの時は「いじめ」につながります。
僕はメルマガをやっているので発達障害の方とけっこう関わることが多いですが、みなさんきつい言い方をしてしまうせいで過去に苦労されてた…ということは聞きますね。
大人になってからも、職場でストレートか発言で場にそぐわないことを言ってしまったり、なかなか問題が多くなるようです。
3.言葉の裏が読めず、冗談が苦手
僕はアスペルガーですが、本当に冗談がポンポン飛び交うような会話が苦手です、笑
特に飲み会などでは面白いことを言ったりしなければならない…なんて場合があるのでかなり疲弊します。
一番辛かったのは、やはり高校生や大学生の時でしたね。
やはりこの時って、みんな「面白いやつ」を求めていたりします。
僕は大勢の場だと気の利いた発言もできなければ、上手く冗談も言えないので、友達もなかなかできずにかなり苦労しました。
また、言外の言葉の意味をくみ取るのが苦手なので、
「最近どう?」
みたいな質問をされると、「どうって何が?」となってしまいます、笑
また、仕事などで「適当にやっておいて!」みたいな曖昧な指示を出されるのも苦手なので、ミスが多くなってしまいます。
仕事ではミスばかりで、なおかつコミュニケーションも上手くとれるわけではないので、職場ではめちゃくちゃ下の立場のようなものになってしまいます。
このせいで僕は過去、劣等感にかなり悩まされましたし、ましてやバイトを4回もクビになったので、本当に辛い思いをしました…。
また、アスペルガー女子の場合は言外の意味をくみ取るのが苦手という話し方の特徴があるため、
「ガールズトークが苦手」
という方が多いようです。
よく聞くのは「男性の方が話しやすい!」といった内容ですね。
けっこう女子トークはアスペルガーからしたら高度みたいです、笑
アスペルガーの話し方は一方的だと思う

個人的に思うのは、アスペルガー症候群を持っている人の話し方は「かなり一方的」という特徴があるのうに感じます。
簡単に言えば、
「自分の興味のあることをペラペラ語る」
ということです。
僕は家でブログを書いたりして収入を得て暮らしているので(ネットビジネスしてます)、正直かなりビジネスには詳しくなりました。
で、人と話すときも僕はどちらかというとビジネスの話がしたくなるんですよね。
そのほうが自分にとって興味のあることだし、楽しいからです、笑
ただ、ビジネスに興味のない方に一方的にペラペラ話してしまうと、相手は楽しくありません。
だから、僕はそれだけは避けています、笑
むやみやたらに嫌われたくはないですからね。
また、アスペルガーだと回りくどい話し方になりやすいといった傾向があります。
質問に対して結論を言えばいいだけなのに、その過程をペラペラ話してしまうのです。
僕はネットビジネス関係でよく自分みたいな発達障害の人と話しますが、
ときたまアスペルガーの人が
「かなりなが〜い話」
をしてくるので、対応に疲れてしまう…といった時もあります、笑
まぁ、もしかしたら自分も似たような話し方をしているかもしれないので何とも言えないのですが、話し方には気をつけようと思いましたね。
アスペルガーの話し方の特徴まとめ
アスペルガーの話し方には、以下の3つの特徴があると思われます。
- 堅苦しく独特
- ストレートできつい言い方をすることもある
- 冗談がなかなか言えない
特に大勢の人と話す場だと、上手く話せない方は多いのではないでしょうか?
また、淡々と話したり抑揚がなかったりすることも多いようです。
とはいっても、人によって差はあるので何とも言えない部分は大きいです。