- アスペルガー同士だと会話が合って仲良くなりやすい?
- アスペルガー同士はお互い惹かれやすくて、恋愛関係・夫婦になっても上手くいくって本当?
こんな疑問を持たれる方って多いのではないでしょうか。
こんにちは、まっつーです。
僕はアスペルガー当事者なのですが、ふと
- アスペルガー同士なら相性が良くて、気が合うのか?
- 共感しやすくて、男女であればカップルも多いのか?
- アスペルガーとADHDの発達障害同士は恋愛関係で上手くいきやすいのか?
などが気になりました。
そこで今回は、僕自身が調べた内容・個人的な見解などを話していきたいと思います。
目次
アスペルガー同士は会話が合いやすく、気が合うの?

まず、アスペルガー同士であれば相性が良いのか?という点についてですが、結論から言えば「人による」と言えます。
たしかに、アスペルガーであれば似たような言動をしたり、似たような悩みを抱えていたりするので、共感はしやすいです。
- 人と上手くコミュニケーションがとれない…
- 気付いたら人を怒らせてしまっている…
- 冗談が言えなくて苦労している…
- 職場では人と自分を比べると劣等感をおぼえてしまって辛い…
このようなことを話せば、初対面でも「俺も!」「私も!」となり、異次元なレベルで共感できると思いますし、
「この人なら自分を分かってくれる!」とお互いが思うので、相性は抜群に良いでしょう。
よくアスペルガーの人は共感ができない…と言われていますが、それは健常者と話した場合においてです。
ASD同士であれば共感可能なのです。
僕自身もアスペルガーでネットビジネスをしていて、コンサル生などに教えたりしているのですが、同じようにアスペルガーで悩まれている方が多いです。
そして、そんな方とは「アスペルガーあるある」で盛り上がったりもしますし、妙な連帯感がすごいですからね。
共感できるエピソードが多すぎて、話すのが楽しくなるくらいです、笑
そのくらい、アスペルガー同士であれば相性の良い場合があるのです。
とはいっても、ASD同士でも合わない場合や会話が成り立たないことはよくあります。
なぜなら、アスペルガーであれば、一定数は
- 蛾が強く、こだわりも強い
- 短気で喧嘩になりやすい
- 相手を思いやれない
同じように苦労したエピソードを話して共感できたとしても、一緒に過ごしていたら上記の3点が理由で必ず問題が出てきます。
だからこそ、アスペルガー同士でも相性が最悪な場合はありますし、話し出すと喧嘩が絶えない…なんて事態になったりする場合もあります。
つまり、一概に「アスペルガー同士なら会話が合って共感できて、コミュニケーションが取りやすく非常に相性が良い!」とは言えないのです。
個人的にアスペルガー同士で仲良くなる可能性があるとすれば、
・お互いがアスペルガー受動型である
または
・軽度の隠れアスペルガーである
という場合が多いのかなと思います。
受動型アスペルガーであれば、基本的に相手の言ったことに対して「そうだよね」と同意するので喧嘩になりにくいです。
また、隠れアスペルガーであれば、蛾が強いという特性はなかったり、共感能力も低くなかったりするので、
お互いにコミュニケーションをとったら「共感しかしない」のような形でトラブルにもなりにくいです。
結局、アスペルガー同士でも相性の良さは人によると言えますね。
アスペルガー同士・カップルの恋愛の相性は良い?悪い?

アスペルガー同士で恋愛すると上手くいくのか?についてですが、結論から言うと「場合による」です。
結局、アスペルガーといっても症状の表れ方は人それぞれです。
- 相手を思いやれない
- こだわりが強すぎる
- 短期ですぐカッとなる
このような特性が強く現れているアスペルガーであれば、カップルや夫婦関係でも上手くやっていくことはキツイでしょう。
しかし、軽度のアスペルガーだったり、受動型のアスペルガーであれば、わりと空気を読める人も多いです。
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このような場合、アスペルガーでまきちんと相手を思いやってコミュニケーションが取れるので、良好な関係が築きやすいのです。
だから、アスペルガー同士で恋愛が上手くいくことは当然考えられます。
むしろ、アスペルガー同士であれば似たような悩みを持っていたり、似たような辛い思いをしていたりなど、とにかくものすごい勢いで共感します。
健常者には普段理解されないような悩みも、アスペルガー同士であれば理解されるので、話していて気持ちが良くて居心地も良い!と感じる方は多いでしょう。
だから、アスペルガー同士であれば、むしろ惹かれあいやすいのです。
結果的に恋愛関係が上手くいって夫婦になる人も多くいます。
僕自身も、空気を読めるタイプだったり、比較的相手を思いやれる軽度のアスペルガーの人であれば、上手く恋愛ができるのかな?と思います。
アスペルガーとADHDの発達障害同士は関係が上手くいく?
アスペルガー同士でなくても、片方はアスペルガーで、もう片方はADHDといった、発達障害カップルも多く存在します。
この両者は、実はお互いに惹かれやすいといった一面を持っているのです。
基本的にadhdは
- 正直で嘘をつかない
- 相手の人格を尊重して、必要以上に束縛をしない
- 偏見を持たない寛容さがある
といった特徴があります。
ですから、アスペルガーの人にとってみれば一緒にすごすという面で心地よさを感じる以外何物でもなくなるのです。
アスペルガーの人も基本的に正直者ですから話が合いやすいです。
また、自分のこだわりを否定されませんし、ちょっと普通の人に比べて変である…といった自分に対して、違和感を持たれませんからね。
居心地がとても良くなります。
アスペルガーの人がADHDの人に恋をしやすいのはそのためでしょう。
また、ADHDの人にとっても、アスペルガーの人であれば発達障害の自分の悩みを理解されやすいので、過ごしやすいといった特徴がありますからね。
ちなみに、adhd同士でも「お互いの悩みがよくわかる…」とのことで恋愛関係や夫婦まで発展することは多いようです。
まとめ:アスペルガー同士でも相性は人による!
アスペルガー同士であっても、人によってはこだわりが強かったり、蛾が強かったりで相性が最悪な場合があります。
しかし、空気を読めるタイプの受動型アスペルガーや隠れアスペルガーであれば、お互いに話していて共感しかしないので、比較的仲良くなりやすいです。
友人関係として親友まで発展してもおかしくないでしょうし、異性であれば恋愛関係になるのも非常に納得できます。
もしもこの記事を読んでいるあなたが、アスペルガー同士で恋愛している…というのであれば、上手くいく可能性は高いです。
お互いの悩みがよく分かっているのですから。
良好な関係を築いて、人生を楽しんでみてください!